
大切な家具のオイルメンテナンス
毎日厳しい寒さが続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
乾燥が気になるこの季節に、ご自宅の家具のオイルメンテナンスをしませんか?
空気が乾燥し、さらに暖房器具を使うこの時期は木製家具も乾燥しやすくなっております。
特に、日頃からどうしても水拭きをすることの多いダイニングテーブルは、オイルが抜けやすいものです。
オイル仕上げの家具が乾燥すると、割れや反りを引き起こす原因となるため
大切にお使いの家具もお早めに対策をしておきましょう。
今回は、この季節にやっておきたい家具のオイルメンテナンスの方法をご紹介します。
メンテナンスに必要なものは、家具用オイルとウエス、紙やすりです。
まず紙やすりで全体を研磨していきます。
今回はテーブルのシミや汚れが気になるテーブルだったため、#180の紙やすりで全体を研磨したのち、
#400の紙やすりにて仕上げをしました。
この際、研磨は木目に沿って行います。
研磨が完了しましたら、オイルを塗っていきます。
製品全体にオイルを薄く塗布したのち、乾拭きをして余分なオイルを拭き取ります。
乾拭き後は半日程度乾燥をさせ、メンテナンス完了となります。
研磨してオイルを塗布した面はきれいな木目が際立ち、しっとりと艶がでたのが見ていただけると思います。
乾燥が気になるこの季節に、大切な家具のお手入れを是非おすすめします。
※オイルメンテナンスは、オイル仕上げの家具のみ可能です。また、突板部分は研磨すると芯材が見えてしまう恐れがあるので、ご注意下さい。